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相続で1番最初にやるべきことは税理士に相談ではない!?

実家の相続でありがちな落とし穴
あなたは大丈夫?
生前、実家には両親しか暮らしておらず
住む予定のない実家を相続してしまった。。
その場合どうしたらいいかわからず、
放置してしまう方やそのまま物置として使用している方が少なからずいます。
結果、残念ながら無駄な税金や費用を年間50万円近く払ってしまったり、
実は2千万円もらえるはずだったのにそのチャンスを逃してしまったりしています。
そこで今回はあなたが大損をしないために、
実家の相続の際に絶対に気を付けるべきことを解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

1.実家を相続した時の一連の流れ

上記の図がおおまかなスケジュールになります。
そして今回着目するのは「相続財産の評価額を計算」の部分。
相続税評価額の計算に決まった時期などはありませんが、
相続税申告までに確定する必要があり、専門家であっても時間が掛かるためなるべく早めに着手してください。

2.財産評価の落とし穴

相続財産には不動産の他にも現金有価証券自動車などの動産だけでなく、借金や住宅ローンなどの負債も含まれます。

現金や借入金、有価証券(上場株式)などは金額を把握するのは簡単ですが、
土地や建物は金額が大きくそのまま分割できないので問題が生じやすいです。

そしてここからが大事なのですが、
不動産を相続する時に使用する評価額には固定資産税評価額と不動産を売買するときに利用される実勢価格の2つあります。
そしてこの2つの価格は、どちらかを選択するかで財産の価値が2倍以上も乖離することがあるのです。

ご存じでしたか?

この評価額の違いについて知っておかないと、あなたは大きく損をしてしまいます。

例えば相続が発生した際に税理士に相続税の算定を依頼します。
相続財産に不動産があったときに固定資産税評価額のみで算定したとします。
(実勢価格は不動産会社でしか算定することができないので、税理士が算定するのは当然固定資産税評価額のみになります。)
すると固定資産税評価額で算定した家の評価額が仮に1,000万円だとして、
それぐらいなら手間だし売らなくていいや~と放置。
ところが不動産会社が査定した実勢価格は2,500万円だったということもあります。
その場合、選択肢として放置だけではなくて売却も考慮に入れる可能性がありますよね。
そして、仮に利益が出ても相続後3年以内の売却でしたら3,000万円の税額控除も受けることができます。
不動産会社勤務の友人からもこういったケースが多いということは良く聞きます。
相続した時というのは相続税を算定することばかりに気が行ってしまい、
不動産の評価額については気が回らないのも事実。
大損しないためにもぜひ実勢価格については覚えておいてください。

3.1円でも高い実勢価格を知る方法

実勢価格は不動産会社でしか算定することができないのですが、
「どこの不動産会社がいいの?」
「変な勧誘とかされないか不安」
という方も多いかと思います。

ですが、こちらの不動産一括査定サイトを使えば自宅にいながら無料で実勢価格を求めることが可能です。

しかも一括査定サイトなので自分の不動産を最も高く買い取ってくれる不動産会社とコンタクトができます。

不動産取引に慣れていない方は、不動産の査定額を”1社のみ”に依頼しただけだとその査定が正しいかどうかは判断ができません。(不動産会社に足元見られる可能性も。。)
しかし一括査定サイトでは、複数社”の査定が同時に行えるので誰でも正しい判断を行うことができます。
また、査定を依頼したら必ず売らないといけないということはないので、安心して利用してください。

よく相続した家がボロボロで売れるわけがないと決めつける方がいますが、
売れるか売れないかの判断はあなたではなく不動産会社なので、一度試しに査定を依頼することをおすすめします。

一括査定サイトで実勢価格を知る

4.相続した実家を放置して損害賠償?

最後に相続した実家を放置することのリスクについて解説します。
損害賠償責任を負うことになった例もあるので不動産を売却する際の参考にしてみてください。

まず、家を放置すると空き巣の被害に合う可能性があります。
またその空き家に放火魔が入って放火し、隣家に火が移って隣家の建て替えが必要になった場合には損害賠償責任を負います。
そして約6千万円もの賠償金が必要だった例も。
もちろん絶対額ではなく隣家の価値によって前後しますが、多額の損害賠償責任を負うのは間違いないです。

また、損害賠償に比べると少額ですが、毎年の固定資産税や維持費等を考慮すると約50万円ほど無駄な費用がかかります。

さらに、あなたの空き家が特定空き家に認定されてしまうと固定資産税が6倍に増えますので注意が必要です。

5.まとめ

不動産における相続財産の評価額の落とし穴について解説しました。
固定資産税評価額と実勢価格の大きな乖離については盲点になりますので、頭に入れておいていただきたいです。
先日YCC修正もあり、今後は不動産の需要が下がることが予想されます。
不要な不動産を所有又は所有する予定のある方は不動産価格が上がっている今のうちにこちらの一括査定サイトで査定することをおすすめします。

将来大きな損害を被らないためにも、今行動しましょう!